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300馬力超か、VW『ゴルフGTI』改良新型に「クラブスポーツ」…2024年後半に欧州設定へ
フォルクスワーゲンは、高性能ハッチバック『ゴルフGTI』の改良新型に2024年後半、欧州で「クラブスポーツ」(Volkswagen Golf Clubsport)を設定すると発表した。
ゴルフ伝統の高性能モデルが、ゴルフGTIだ。改良新型では、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを強化して搭載する。欧州仕様の場合、最大出力は241hpから261hpへと、20hp引き上げられた。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「DSG」のみで、駆動方式はFFとなる。
このゴルフGTIの改良新型に2024年後半、欧州でクラブスポーツが設定される予定だ。従来型の『ゴルフGTIクラブスポーツ』では、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの最大出力を300hp、最大トルクを40.8kgmへ引き上げていた。電子ディファレンシャルロックの「XDS」を、ビークル・ダイナミクス・マネージャーのネットワークに組み込み、18インチの専用アルミホイールと赤いブレーキキャリパーを標準装備するなど、足回りも強化されていた。
エクステリアは、エアロダイナミクス性能の向上を狙って、クラブスポーツ専用デザインとした。フロントバンパーは、エンジンの冷却性を高めるために、開口部を大型化した。リップスポイラーも追加し、リアには専用の2ピースのルーフスポイラーとディフューザーを装着していた。
フォルクスワーゲンは、このクラブスポーツを2024年後半、ゴルフGTIの改良新型に設定する予定だ。従来型の最大出力が300hpだったことを考慮すると、パワーは300hpを超える可能性が高い。