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300万円台で買えるランクル誕生!? ヒット間違いなし『ランドクルーザーFJ』デビューは2024年内か
トヨタ『FJクルーザー』の再来と期待される、『ランドクルーザー』ファミリーの新規モデル。「ランクルミニ」とも呼べるこのモデルの最新情報をスクープ班が入手、市販型デザインを大予想した。
現在ランドクルーザーには「70」、「250」、「350」がラインアップされているが、2023年8月に行われた新型ランドクルーザー発表会では謎のコンパクトSUVのシルエットが公開され、さらなる新規モデルが存在することをほのめかしていた。これが2021年に発表されたコンセプトモデル「コンパクトクルーザーEV」の市販化として登場すると見られている。
コンパクトクルーザーEVはフランス・ニースに拠点を置くトヨタの欧州デザイン部門の「トヨタED2」のチームが中心になってデザインされたコンセプトモデル。2017年に生産を終了したFJクルーザーを彷彿とさせるポップなSUVスタイルを特徴としていた。そもそもFJクルーザーは40系ランドクルーザーをモチーフにモダナイズされたモデルだったので、いよいよ本流のランクルファミリーへと回帰することになる。
「ランドクルーザーFJ」の名が商標登録されたという報道もあり、いよいよ現実味を帯びてきた。
ランクルFJは、ランクルファミリーの末弟を担うコンパクトなサイズが何よりの特徴となるだろう。それでいて「GA-F」プラットフォームの恩恵により、高い剛性と走破性を持った唯一無二の存在となるはずだ。注目のボディサイズは、全長4390mm、ホイールベース1840mmと、『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の中間に位置するサイズになると見られる。
エクステリアデザインは、コンパクトクルーザーEVをベースに最新の「250」の要素を取り入れ予想CGを仕上げた。直線基調の四角いシルエットに大胆に張り出したフェンダー、太いリアピラーはどこから見てもひと目でランクルとわかるもので、旧FJが持っていたキャッチーな個性も受け継がれるだろう。今回のCGでは角形のヘッドライトとしているが、「70」や「250」のようにレトロ感あふれる丸型ヘッドライトが選べる可能性も大いにある。
ICE(内燃機関)モデルのパワートレインは、2.8リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジン、および2.7リットル直列4気筒ガソリンエンジン。そしてBEVモデルには、デュアルモーターが積まれ、航続距離は500kmを目指しているようだ。
ランクルFJのワールドプレミアは、最速で2024年内と予想される。その価格はICEモデルでは360万円からと噂されており、そのサイズ、デザイン、そしてランクルというネームバリューを考えるとヒット車種となることは間違いないだろう。