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マセラティ伝統のセダン、『クアトロポルテ』に次期型—2028年にEVで発表へ

  • 《photo by Maserati》
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マセラティは、4ドアセダン『クアトロポルテ』(Maserati Quattroporte)次期型のEVを2028年に発表する。

クアトロポルテは、初代が1963年誕生という伝統のモデルだ。6世代にわたって新たな道を歩んできたこのラグジュアリーサルーンは2023年10月、デビュー60周年を迎えた。

マセラティはクアトロポルテに搭載しているV8エンジンの生産を、2023年後半に終了した。3.8リットルの排気量を備えたV型8気筒ガソリンエンジンは、2個のターボで過給され、最大出力580ps、最大トルク74.4kgmを引き出す。この強力なパワーは、インテリジェントなAWDシステム「Q4」を介して、路面に伝達。トランスミッションは、ZF製の8速ATで、0~100km/h加速4.5秒、最高速326km/hのパフォーマンスを可能にしていた。マセラティによると、326km/hの最高速は、史上最速のマセラティセダンになるという。

マセラティは、このクアトロポルテ次期型のEVを2028年に発表する予定だ。マセラティは2025年までに、全モデルに電動モデルを設定し、2030年までに、マセラティは完全な電動化を実現する計画。この計画に沿って、クアトロポルテ次期型に2028年、EVが登場する。