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ジープの大型電動SUV、インテリアの写真を先行公開…『ワゴニアS』
ジープブランドは1月30日、大型電動 SUV で新型EVの『ワゴニアS』(Jeep Wagoneer S)の新たな写真を公開した。インテリアを先行公開している。
ワゴニアSは、ジープが属するステランティスの次世代EV車台「STLAラージ」をベースにする。インテリアは、プレミアムなテクノロジーと細部まで丹念に作り込まれた職人技を融合させた、と自負する。
ジープ独自の「セレック・テレーン」のトグルスイッチや、アンビエントライティングを備えたドライバーコントロールセンターなど、素材やデザインにこだわったという。また、デュアルパネルのパノラミックサンルーフが標準装備される。目の肥えたユーザー向けに、セグメント初の19スピーカーのプレミアムオーディオシステムを「McIntosh」と共同開発する。
ワゴニアSは、EVのみのグローバルSUVとなり、1回の充電で最大400マイル(約640km)の航続を可能にする。また、EVパワートレインのモーターは、最大出力600hpを引き出す。ワゴニアSは、0~96km/h加速およそ3.5秒の性能を備えている。
ワゴニアSの外観は、LEDが埋め込まれたジープ伝統の7スロットグリルを採用する。空力性能を追求したエクステリアに、ひと目でワゴニアとわかるサイドシルエットを組み合わせる。
ワゴニアSは2024年秋、米国市場で発売される。その後、ヨーロッパを含む世界の主要市場で販売が順次開始される予定だ。