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アキュラ、新型クロスオーバー車を米国で発表へ…2024年後半
ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラ(Acura)は1月18日、新型クロスオーバー車を2024年後半、米国で初公開すると発表した。『インテグラ』新型と並んで、ブランドの入門モデルに位置づけられる。
アキュラの入門SUVといえば、2016年に中国市場に投入された『CDX』がある。CDXは『MDX』、『RDX』の下に位置する小型SUVで、アキュラブランドの中国における入門SUVに位置付けられた。車台などの基本メカニズムは、ホンダ『ヴェゼル』をベースにしていた。
CDXには、ハイブリッド車として、「スポーツハイブリッド」を用意。『ヴェゼル・ハイブリッド』の1.5リットルエンジンではなく、2.0リットルエンジンを核にしたハイブリッドシステムを搭載していた。
『CDXスポーツハイブリッド』では、アトキンソンサイクルの2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」エンジンに、高出力モーターを組み合わせた「i-MMD」ハイブリッドシステムを採用。トランスミッションはE-CVT。二次電池は、リチウムイオンバッテリー。EVモード、ハイブリッドモード、エンジンモードの3種類の走行モードを備える。燃費は、当時のクラス最高の20km/リットルを達成していた。
アキュラは2024年後半、新型クロスオーバー車を米国で初公開する予定だ。アキュラは2023年、米国で14万5655台を販売し、前年比は42%増と2年ぶりに前年実績を上回った。回復の原動力になったのがSUVで、前年比36%増の9万6827台を売り上げた。2024年は、新型クロスオーバー車の投入により、さらなる販売増を目指す。