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ホンダ シビックRS プロトタイプ発表、量産モデルはガソリン×6MTで今秋発売へ…東京オートサロン2024

  • 《写真撮影 中尾真二》
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東京オートサロン2024のホンダ/無限ブースのプレスカンファレンスでは、2台のコンセプトカーと2024年のモータースポーツへの取り組みが発表された。

最初に登壇したホンダ 日本統括部 高倉記行氏は「ブースのテーマはHonda DNA」として壇上の2台のコンセプトカーを紹介した。1台目は『シビックRSプロトタイプ』。今秋発売を予定して開発が進められているが、ガソリンエンジンであること、6速マニュアルトランスミッション専用モデルであること以外、現時点で公開されている情報はない。

詳細は順次発表されていくと思われるが、シビックファンにとっては6MTというだけで気になる存在だろう。車両エクステリアは展示車両で見ることができるが、市販モデルがどうなるかは不明だ。

2台目は、昨年12月に発表されたばかりの『WR-V』をベースにした「WR-Vフィールドコンセプト」というカスタムカーだ。アウトドアやオフロードユースを意識した加飾、装備が施されている。

カスタムカーは今春発売予定の新型「アコード e:HEV スポーツライン」を公開。新開発のスポーツe:HEVを搭載し、純正アクセサリーを装着したモデルを先行展示している。

モータースポーツ体制は、ホンダ・レーシング(HRC) 代表取締役社長 渡辺康治氏が発表した。全体としては昨年と同様なカテゴリでの参戦となるようだ。F1は2023年に22戦中21勝をあげたオラクルレッドブルレーシングのマシンを2チーム体制で追う。ホンダフォーミュラドリームプロジェクト出身の角田裕毅選手もスクーデリアアルファタウリチームから参戦する。

スーパーフォーミュラにも力を入れる。チーム無限では、岩佐歩夢選手、木村偉織選手、太田格之進選手、Juju選手(トップフォーミュラ最年少・日本人初の女性ドライバー)ら、若手育成型の参戦だ。

SUPER GTでは、昨年までの「NSX GT」をシビックにチェンジする。「シビックType R」をベースにした「シビックType R GT」を今年度から投入し、2020年以来となるジャパンタイトル奪還を目指す。ここでも佐藤蓮選手、大草りき選手ら若手を活用しチームを活性化する。

また、2023年のデイトナUSAでアキュラのデビューウィンを成し遂げたホンダパフォーマンスデベロップメントは2024年に「HRC USA」と改変されHRCとともに連覇を目指す。