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VW『ゴルフGTI』改良新型、プロトタイプの写真…バンパーやディスプレイが新デザインに
フォルクスワーゲン(Volkswagen)は1月8日、高性能ハッチバック『ゴルフGTI』の改良新型のプロトタイプの写真を、CES 2024の開幕に合わせて公開した。実車は1月末、欧州でデビューする予定だ。
『ゴルフ』は、フォルクスワーゲンの主力車種だ。初代ゴルフは1974年に発表され、世界のコンパクトカーのベンチマーク的存在となった。現行ゴルフは8世代目モデルで2019年10月、ドイツ本国で発表された。すでに、デビューから4年が経過している。
ゴルフ伝統の高性能モデルが、ゴルフGTIだ。現行型には、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンの「EA888エボ4」を搭載する。欧州仕様の場合、最大出力は245ps、最大トルクは37.7kgmを獲得する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチの「DSG」。駆動方式はFFで、電子ディファレンシャルロックの「XDS」が装備されている。スポーツサスペンションによって、車高は15mm低められた。
現行型は、前輪駆動(FF)車のパフォーマンスにおける新しいベンチマークを目指した。新開発の「ビークル・ダイナミクス・マネージャー」が、その役割を果たす。ビークル・ダイナミクス・マネージャーは、新しいドライビングダイナミクスシステムだ。XDS機能と調整式ダンパーの横方向の入力の両方を制御する。
フォルクスワーゲンは、このゴルフGTI改良新型のプロトタイプの写真を、CES 2024の開幕に合わせて公開した。新デザインのバンパーや前後ライト、ルーフスポイラー、大型インフォテインメントディスプレイなどの特長が見てとれる。