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若者の夢に寄り添う:中古の日産マーチをカスタムする理由…東京オートサロン2024に出展へ

  • 《写真撮影 中野英幸》
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日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは、日産中古車プロジェクト第2弾として日産マーチをベースとした『MARCH Patissier concept』を2024年1月に幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」に出展する。

日産中古車プロジェクトとは、「夢を追う個性的な若者のライフスタイルに寄り添うクルマ」をコンセプトとした若者に向けて中古車をより身近に感じてもらうためのプロジェクトだ。若者のクルマ離れが自動車業界の課題となるなか、日産の過去モデルを中心に若者のライフスタイルパートナーとなるような中古車コンセプトを提案する。

第2弾となる今回は「パティシエ」をテーマに、実在するパティシエール高橋初姫氏をストーリーの主人公に据え、高橋氏のパティシエールとしての活動を支えるためのカスタマイズが施された。ベースとなる車両は2016年式、走行距離8万kmの日産マーチ(K13)で、汚れの気になる箇所を純正部品に交換するなどしてリフレッシュ。まるで新車のように生まれ変わった。

デザインは、高橋氏のこだわりが詰まった自身の店舗からインスピレーションを得て、ウッド、ピスタチオグリーン、そして少しのアクセントとしてゴールドを配色。高橋氏の第2のお店として仕立てられた。ファンクションアイテムとしては、ラゲッジ部に冷蔵庫、リアサイドに脱着可能な黒板などを設置。高橋氏がマルシェへの出展やデリバリーのシーンに対応できる機能性を付加した。