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「e-4ORCE」を使いきれ! 超タフギアの日産エクストレイル…東京オートサロン2024出展予定

  • 《写真撮影 中野英幸》
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日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズはSUV『エクストレイル』をベースとする『X-TRAIL CRAWLER CONCEPT』を2024年1月に幕張メッセで開催される「東京オートサロン2024」に出展する。

「魔改造」された本格オフローダーのコンセプトは「エクストリームオフロード」×「タフギア」 for “アグレッシブパパ”」。「e-4ORCE」の秘められたパワーを、冒険心に駆られて生きていた、あの頃の記憶に重ね、自分が本当にやりたいことを追求する。そんなユーザーのストーリーをイメージしたモデルとなっている。

◆足元からてっぺんまで、文字通り全身装備のオフローダー 
エクステリアは、フロントグリル・バンパー、オーバーフェンダーからルーフラックを始め、全身が専用パーツに換装されている。彩色は類似したコンセプトモデルに対して「新しい方向性のカラー」を設定したとのこと。

ルーフに搭載されているLEDライトや、改造されたラゲッジエリアからは、どんな冒険にも身一つで対応して突破するような個性が表れている。

また、足回りには専用のサスペンション・17インチアルミホイールを装備。過酷な進路を「ロッククロール」しながら走りぬく、エクストリームスポーツに対応したセッティング。これからは、オフローダーのイメージと共に、タフなステージに耐えうる「実用性」も感じられる。

◆詰め込まれた「タフギア」はエクストレイルが追求して来たもの
エクストリームオフロード×タフギアは、険しい斜面を走破するイメージを体現するエクステリアと、e-4ORCEのパワー、そしてインテリアに配置された「エクストレイルが追求してきた道具感を訴求する」アイテムで体現されている。内側からも本気でオフロードを攻めるための「タフギア」像が溢れている。むしろこれがエクストレイル本来の姿と言わんばかりである。

コンセプトのストーリーは「少しずつ手を加えていくうちに気が付くと「魔改造」された車が出来上がっていた……」と締めくくられる。

ユーザーが眠らせていた欲望と、エクストレイルの潜在能力が発揮されていったら・・・という可能性を示唆するモデルとなっている。