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スズキ、ジムニー「5ドア」をオーストラリアで発売へ…同じ右ハンドルの日本は?
スズキ(Suzuki)のオーストラリア部門は、小型SUV『ジムニーXL』を発売すると発表した。ジムニーの5ドアボディが、オーストラリアでは、ジムニーXLを名乗る。右ハンドル仕様であることから、日本導入への期待が高まるが、現時点では日本導入に関する発表はない。
ジムニーXLは、リアドアを設けた5ドア車だ。後席には専用のリアシートや内装を採用した。ボディサイズは全長3965mm、全幅1645mm、全高1725mm、ホイールベース2590mm。ジムニー『シエラ』の3ドア(日本仕様)と比較すると、全長は415mm、ホイールベースは340mm長い。全幅は同数値。全高はXLが5mm低い。
ジムニーならではの堅牢なボディ・オン・フレームデザインは、XLでも健在だ。3リンクリジッドアクスルサスペンション、ラダーフレームシャシー、4WDに「ALL GRIP PRO」を採用する。ローレンジトランスファーギア(4Lモード)を備えたALL GRIP PROは、2Hの2輪駆動から4Hの4輪駆動へ、スムーズにシフトチェンジが可能。さらに、4Lモードが、過酷なオフロード走行を支えるという。
スクエアなボディプロポーションは、ドライバーに信頼感を与え、オフロードでは周囲をよりよく見渡せるようにした。また、直立したAピラー、フラットなクラムシェルボンネットなど、強靭なボディフレームが、キャビンからの視界を確保し、オフロード走行を支援する。最適化された角度のバンパーはホイールクリアランスを拡大し、機敏な操縦を可能にする、と自負する。細部にまでこだわったデザインは、フォルム、機能、革新性を兼ね備え、ドライビングエクスペリエンスを向上させるという。
パワートレインには、1.5リットル直列4気筒ガソリン「Kシリーズ」エンジンを搭載する。最大出力は102hp/6000rpm、最大トルクは13.2kgm/4000rpmを引き出す。トランスミッションは、5MTまたは4ATを用意している。