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ランチア『ガンマ』、2026年に復活へ…次世代EV車台で航続700km以上に
ステランティスは、傘下の「ランチア」ブランドが2026年に復活させる予定の『ガンマ』(Lancia Gamma)を、イタリア・メルフィ工場で生産すると発表した。
オリジナルのガンマは、ランチアが1976~84年に生産し、販売していたミドルクラスモデルだ。ファストバックセダンと2ドアクーペの2種類が用意されていた。
2026年に復活させる予定のガンマは、ステランティスの4種類の次世代グローバルEVプラットフォーム「STLA」シリーズのうち、「STLAミディアム」をベースにする。STLAミディアムは、ひとつのプラットフォームで、C/Dセグメントの複数のブランドの乗用車、クロスオーバー、SUVに使用できる柔軟な設計が特長だ。ステランティスは電動化戦略を加速させるために、STLAミディアムを欧州を皮切りに、世界の複数の工場に導入していく。
また、STLAミディアムは、クラス最高の航続700km以上を可能にする。充電時間などの性能や効率、手頃な価格、ドライビングプレジャーも追求される予定だ。