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トヨタ エスティマ、ついにモデルチェンジへ…燃料電池車として2020年発表か
かつて大人気を誇ったトヨタのミニバン『エスティマ』が、2019年内にも生産終了すると噂されている。今回、その後継モデルに関する情報を入手した。何と燃料電池車として登場する可能性があるという。
初代エスティマは、1989年の東京モーターショーでコンセプトモデルを初公開。翌1990年に、ミニバンの概念を覆す未来的フォルムにより、「天才タマゴ」というキャッチコピーを引っさげ鮮烈にデビューした。その後10年という長いサイクルで2000年に2代目がデビュー。現行型の3代目は2006年に発売されており、2016年にはマイナーチェンジを果たしたものの、モデルとしてはすでに12年が経過している。
ロングセラーということは、未だ衰えぬ人気があるということ。それだけに、後継モデルに注目が集まっている。一部では、2017年の東京モーターショーで初公開された『Fine-Comfort Ride』コンセプトが後継モデルと噂されているが、そこまで奇抜なエクステリアは採用される可能性は低い。
目玉はパワートレインだ。「Fine-Comfort Ride」同様のFCV(燃料電池)の搭載が噂されている。水素を充填し発電する電気自動車で、航続距離は1000kmを走破する。このほかレクサス『UX』に搭載されている2.0「Dynamic Force Engine」と「THS II」を組み合わせたハイブリッドモデルなども予想される。現行モデルの燃費は18.0km/リットルだが、次期型では30km/リットル程度まで向上する可能性もある。
これらの情報をもとにSpyder7スクープ班では、「TNGA」プラットフォームを採用するエスティマ後継モデルの予想CGを制作した。
現行型から、より未来感をイメージさせたデザインシルエットをベースにし、Aピラーを傾斜させシャープに。ボンネット/サイド面構成にはキャラクターラインを複雑に取り入れ、またフロントのデザインにも三段構成のデザインでそれぞれ立体感を演出した。ヘッドライトライトはコンセプトカー、「Flne-Confort」をベースに直線のLEDを中央まで伸ばしたデザインで未来感を、またエアインテークも大型デザインで迫力をアップさせて仕上げている。
トヨタでは、『プリウスα』の生産終了も噂されており、エスティマ後継モデルとの統合も予想される。また、車名がどうなるかも注目だ。ワールドプレミアは、2020年前半が期待できそうだ。