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車名は日本の弁当?! ルノーグループからマイクロ商用EV『ベントー』登場
ルノーグループで新世代モビリティを開発するモビライズは、11月21日から25日まで仏リヨンで開催された運輸・物流の見本市「ソリュトランス」で都市向けの小型デリバリービークル『ベントー』を発表した。車名は日本語の「弁当」に因む。
都市部やその周辺では自動車に対して、環境性能とフットプリント=地上占有面積について厳しい要件が課せられている。ベントーは、そういった状況でサービス(修理、メンテナンス、個人向けサービス、オンデマンド配達など)を提供するための、コンパクトで実用的、信頼性の高い車両であり、法人顧客向けに開発された。
ベントーは積載量1立方メートル(80kg)、航続は140km、1人乗りの超小型オール電化商用車だ。2024年前半の発売を予定している。モビライズはパリモーターショー2022において、超小型のシティコミューターEV『デュオ』を発表しており、ベントーはそのデュオの貨物版になる。パリモーターショー2022でベントーについてはイメージと概要が発表されていた。
車名のベントーは日本語の「弁当」だ。モビライズではさまざまな用途をベントーに想定しており、その一つがフードデリバリーだ。そこから、日本のランチボックスを車名に付けたそうだ。