注目の自動車ニュース

【ホンダ オデッセイ 改良新型】室内空間が進化、ブラック基調の新タイプも導入

  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》
  • 《写真提供:本田技研工業》

ホンダは、上級ミニバン『オデッセイ』を一部改良するとともに、新タイプ「e:HEV アブソルート・EX ブラックエディション」を設定し、12月8日より発売する。価格は480万0400円から516万4500円。

1994年に登場したオデッセイは、低ルーフミニバンブームの火付け役となったホンダの基幹モデル。2021年6月、狭山工場閉鎖に伴い、日本仕様車の生産を終了したが、今年4月、ホンダは約2年ぶりとなるオデッセイの復活を発表。中国・広汽本田汽車が生産する一部改良モデルを輸入する形で、オデッセイを日本市場に再投入する。

今回の一部改良では、「e:HEV アブソルート」、「e:HEV アブソルート・EX」、さらに新タイプのe:HEV アブソルート・EX ブラックエディションの計3タイプを設定。超低床プラットフォームによるセダンライクな安定感のある走りと、ミニバンを感じさせないスタイリングは継承しながら、顧客ニーズに応える仕様を追加することで、独創的なスタイリングと快適な室内空間にさらに磨きをかけた。

◆新タイプは全身にブラックを効かせ、スタイルを洗練
エクステリアでは新デザインのフロントグリルを採用。グリルの開口部を拡大するでワイド感を強調し、水平基調の5本メッキバーに突起状のデザインを組み合わせることで高級感を高めた。また、ホンダエンブレムをより前方に配置することでフロント部の突き出し感を高め、迫力と重厚感を感じさせるデザインとした。

新タイプのe:HEV アブソルート・EX ブラックエディションは、ブラッククロームメッキのフロントグリルをはじめ、リアコンビランプ、18インチアルミホイール、ルーフ/ピラーライニングなど、内外装の随所にブラック加飾を取り入れることで、最上級モデルとしての洗練さを演出している。

◆電動化で特等席となった2列目シート
改良新型は全タイプの2列目に両側アームレスト付4ウェイパワーシートを採用する。オットマンとリクライニングの角度調整を新たに電動化。さらに、ロングスライド機能や背もたれの中折れ機構、シートヒーターも備えた特等席となった。内側のアームレストにはミニテーブルも装備。シート足元にはUSBチャージャー(Type-C)を全タイプに標準装備する。

3列目シートは前モデル同様、全タイプに床下格納シートを採用し、大容量の荷室空間と利便性の両立を図っている。

上級グレードのe:HEV アブソルート・EXとe:HEV アブソルート・EX ブラックエディションは本革シートやワイヤレス充電器、ハンズフリーアクセスパワーテールゲートなども標準装備する。

◆最新の安全運転支援システムやコネクテッド技術を搭載
パワートレインは2モーターハイブリッド「e:HEV」のみ。2.4リットルガソリン車は導入されない。今回の一部改良ではアクセルオフ時の減速感を3段階で調節できる減速セレクターを新たに設定。下り坂での走行や、前走車との車間距離の調整などに活用できる。また、指一本でスムーズなシフト操作ができるエレクトリックギアセレクターもオデッセイとして初めて採用した。

先進安全運転支援システムではホンダセンシングに近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビーム、急アクセル抑制機能を追加した。また、フロントカメラの広角化により衝突軽減ブレーキの検知対象を拡大。新たに交差車両、右折時の対向車、横断自転車、二輪車、夜間の歩行者の検知が可能となった。

そのほか、車載通信モジュール「ホンダコネクト」をオデッセイとして初めて採用。スマートフォンを使ったリモートでのエアコン操作や車内Wi-Fiなど、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「ホンダ トータルケア プレミアム」が利用できるようになった。