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レクサスの欧州中核モデルに、小型SUV『LBX』受注開始…年間2万4000台の販売めざす
レクサス(Lexus)は12月4日、新型コンパクトSUV『LBX』 の受注を欧州で開始した。現地での納車は、2024年3月から開始される予定だ。
LBXはレクサスが初めて、欧州地域の嗜好やトレンドに特化した車両開発に注力したモデルだ。LBXは、欧州におけるレクサスブランドの中核モデルに位置づけられ、2024年には欧州で2万4000台の販売を目指している。
LBXの車名は「Lexus Breakthrough X(cross)-over」を意味する。コンパクトなサイズでありながら、上質で存在感のあるエモーショナルなプロポーションを追求した。コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」を刷新するとともに、基本素性と電動化技術を鍛え上げた。
LBXには、新開発ハイブリッドシステムを搭載する。このハイブリッドは、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジンに、モーターの組み合わせだ。また、「Lexus Driving Signature」の深化を追求し、ドライバーと車両が一体となり、高い操縦性と快適性の両立を目指している。
デザイン面では、「Premium Casual」をコンセプトに掲げる。コンパクトなボディサイズにとらわれない存在感と上質さを併せ持ち、顧客が日常でカジュアルに使いたくなるコンパクトクロスオーバー車を目指して、開発に取り組んだ。
エクステリアでは、スタンスの良いダイナミックなプロポーションを追求する。また、レクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」を採用した。リアは、低重心でシンプルな塊感を強調するデザイン。ボディサイズは全長4190mm、全幅1825mm、全高1560mm、ホイールベース2580mmとした。
インテリアでは、プレミアムモデルに相応しい仕上げにこだわり、リラックスして車両との一体感を楽しめる室内空間を演出することを目指している。12.3インチフル液晶メーターを採用するなど、運転支援の拡充も図られている。