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シビックタイプR の2.0ターボを560馬力に強化、ヴァンダルがサーキット専用車『ワン』発表
米国に本拠を置くヴァンダルは、新型サーキット専用車、ヴァンダル『ワン』(Vandal One)を発表した。ヴァンダル・ワンは、HPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)から、新型ホンダ『シビックタイプR』用のエンジンの供給を受けて搭載する。
新型シビック タイプRのパワートレインは、「K20C1」型と呼ばれる2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTECターボ」だ。北米仕様の場合、最大出力306hp/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500~4500rpmを引き出す。
ヴァンダル・ワンでは、このエンジンをチューニング。ベースモデルでは最大出力が340hpに抑えられるが、「Rエディション」では、最大出力が560hpへ引き上げられる。エアロダイナミクス性能も追求されており、最大で800kg以上のダウンフォースを獲得する。
ヴァンダル・ワンは、カーボンファイバー製モノコックとボディを採用。車両重量は555kgと軽量だ。サスペンションはF1マシンと同じく、前後ともにプッシュロッド式。トランスミッションは、パドルシフトの6速シーケンシャルを組み合わせている。