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マーチ復活? 日産『マイクラ』次期型、ルノーのEV専業新会社「アンペア」が生産へ
ルノーグループ(Renault Group)は11月15日、日産のコンパクトカー『マイクラ』の次期型を、ルノーグループが立ち上げたEV専業の新会社「アンペア」で生産すると発表した。
ルノーグループは、自動車産業の変革から生じる課題に取り組み、その機会を活用するとともに、気候変動に対する大きな懸念に立ち向かうため、EVという高成長市場における欧州のリーダーになることを目指し、新会社のアンペアを設立した。ルノーグループの戦略計画の第3章「レボリューション」を明確に示すものとして、アンペアは欧州初のEVおよびソフトウェアの専業会社として発足した。
アンペア設立の目的は、ヨーロッパでEVを民主化し、人々が手軽に購入できるEVを用意することだ。アンペアは、ルノーグループの15年にわたるEVの専門知識をベースに、効率的な組織を組み合わせて、欧州市場向けのEVを設計し、ユニークな顧客体験を提供する。
アンペアは、ルノーのラインナップだけでなく、製造ラインの柔軟性、2種類のプラットフォームのモジュール性、コストベースの競争力を生かして、ルノー以外のブランドのEVも手がける。これには、技術、製造、ビジネスのプラットフォームが含まれている。
現行マイクラは5世代目モデルだ。マイクラは日本市場の『マーチ』に相当する車種だったが、欧州市場では2016年にフルモデルチェンジされている。現行マイクラは、世界最大のハッチバック市場の欧州をターゲットに開発された。2016年秋、フランスで開催されたパリモーターショー2016でワールドプレミア。すでにデビューから7年が経過している。