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70年ぶり復活のフィアット『トッポリーノ』、ディズニー100周年を祝う

  • 《photo by Fiat》
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フィアットは11月15日、小型のシティコミューターEV『トッポリーノ』(Fiat Topolino)新型をベースにしたディズニー100周年を祝う特別モデル5台を11月21日、初公開すると発表した。

5台のトッポリーノのうちの4台は、イタリア・トリノのフィアットのデザイン部門「Centro Stile」が、ディズニーの創造性にインスピレーションを得てデザインする。残る1台は、ディズニーの漫画家、ジョルジョ・カヴァッツァーノ氏が、ディズニー誕生100周年を記念して、特別なトッポリーノをデザインする予定だ。

およそ70年ぶりにネーミング復活となった新型トッポリーノは、全長2530mmの小型シティコミューターEVだ。丸目ヘッドライトを配したキュートなフロントマスクや、2シーターの室内などが特長になる。ラインアップは、クーペとオープンの2種類のボディが用意されている。新型トッポリーノの2530mmの全長は、普通車に比べて非常に小さく、扱いやすい。最高速は45km/hに抑えられた。バッテリーの蓄電容量は5.4kWhで、1回の充電で最大75kmの航続を可能にした。フル充電に要する時間は、およそ4時間だ。

「Less is more」(少ない方が豊かである)をテーマにしたデザインは、シンプルこそ美しさの最良のパートナー、との考えを具現化したものだ。新型トッポリーノは自由をキーワードに、どこへでも行けて、どんな天候でも運転でき、そして好きな場所に駐車できる。スクーターに比べ、無限の可能性を秘めているという。悪天候でも運転でき、スクーターよりも安全な構造で、友人や家族と移動を共有することができる。

コンパクトなボディサイズでありながら、居住空間は確保されている。これは、位置をずらして配置された2つのシート、広々としたガラス面、そしてスーツケース1個を置くことのできる収納スペースなどの効果だ。