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ポルシェ『パナメーラ』新型、内装を先行公開…実車は11月24日発表予定
ポルシェは11月7日、4ドアスポーツカー『パナメーラ』(Porsche Panamera)新型のインテリアを先行公開した。実車は11月24日、中東ドバイでワールドプレミアされる予定だ。
新型パナメーラには、EVスポーツ『タイカン』で初めて導入されたドライバー中心の「ポルシェ・ドライバー エクスペリエンス・コントロール・コンセプト」が採用される。このコンセプトは、フルデジタルディスプレイ、幅広いカスタマイズオプション、直感的な操作を可能にする。
このコンセプトの主な特長は、ステアリングホイールの近くに運転に関連するコントロール系をグループ化したこと。ドライバーはすべての基本機能に素早く直感的にアクセスできる、と自負する。これにより、新型パナメーラでは、とくにダイナミックなドライビング時の操作が簡素化されているという。
新型では、インストルメントクラスターを操作するためのトグルスイッチと、ドライビングプログラムを選択するためのモードスイッチをステアリングホイールに配置した。ギアセレクターレバーはその真横に配置されている。これにより、センターコンソールにタッチパネルとスイッチを組み合わせた空調コントロールパネルのスペースが確保された。センターコンソールには、フィンなしで電動調節できる新しいエアベントが設置されている。スイッチを押すだけで、あらかじめ設定された複数の空調モードや、パーソナライズされた空調モードを切り替えることができる。
デジタルインストルメントクラスターには、12.6インチのディスプレイを採用した。表示されるドライビング情報を3つのエリアに分け、装備や選択したビューによって異なるカスタマイズを可能にした。オプションのヘッドアップディスプレイは、スポーツステアリングホイールで操作することができる、としている。