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アルピナ、BMW 7シリーズ を608馬力に強化… B7 改良新型を欧州発表
BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけるアルピナは2月11日、改良新型『B7』(Alpina B7)を欧州で発表した。
アルピナは1961年に創業。BMWのチューニングを行う小さな会社だったが、1964年にはその実力がBMW本社に認められ、BMW公認チューナーに。そして、1983年には、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受けた。アルピナの新車には、BMWのメーカー保証が適用される。
アルピナの最新作となるのが、改良新型B7。BMWが欧州で発表したばかりの改良新型『7シリーズ』がベースだ。
直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、アルピナの手によって、ツインターボ化などのチューニングを実施。その結果、最大出力608hp、最大トルク81.6kgmを引き出す。低回転数でのパワーとトルクの大幅な向上と最新のトランスミッション技術により、0~100km/h加速3.6秒、最高速330km/hの優れたパフォーマンスを実現する。
アルピナの「スポーツ+」モードは、パワートレインとサスペンションの設定を、最適に調整する。ボタンを押すだけで、車高を15mm下げることができる。最新のインフォテインメントやナビゲーションシステムをはじめ、「ドライビング・アシスタント・プロ」などの安全システムが標準装備された。
外観は大型化されたフロントグリルが特徴。専用のエアロパーツやアルピナらしい細いスポークを持つ大径ホイールの効果もあって、迫力のルックスを実現している。