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最新世代4MATICで豪雪を爆走…メルセデスAMG GLB35、市販型デザインが見えた
メルセデスベンツの新型コンパクト・オフローダー、『GLB』に設定される高性能モデル『AMG GLB35』プロトタイプを、これまでで最もカモフラージュが薄い状態でカメラが捉えた。
スカンジナビアの豪雪を爆走する開発車両は、偽装の下にAMGフロントグリルを装着。大口のコーナーエアインテークも見えてきた。また、より厚いサイドシル、大径ホイール、ツインエキゾーストパイプのほか、市販型テールライトの一部が初めて露出するなど、最終デザインへ近づいていることが確認できる。
心臓部には、『AMG A35』から流用される「M260型」直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力306ps、最大トルク400Nmを発揮する。トランスミッションは、7速デュアルクラッチで、A35に搭載されている全輪駆動「4MATIC」のアップデートバージョンを採用。敏捷性とよりシャープなレスポンスを提供する。また「Slippery」、「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」の5種類の走行モードの切り替えを可能にする「AMGダイナミックセレクト」の搭載も濃厚だ。
キャビン内では、最新世代の対話型MBUXインフォテインメントシステムを採用。Aクラスに酷似した10.25インチデュアルスクリーンが搭載される。
GLBの頂点には、『AMG GLB45』の設定も噂されており、実現すれば最高出力400ps以上を発揮し、サーキット走行時などでドライバーの意のままにコントロールできる「ドリフトモード」の搭載も期待できそうだ。
ベースモデルのGLBは、早ければ3月のジュネーブモーターショーでお目見えするが、遅れれば秋以降の可能性もある。AMG GLB35の登場はその動向次第だが、2020年には発表されるはずだ。