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内燃機関MINIは生き続ける…ハッチバック&カブリオレ、改良新型をダブルスクープ
MINIは、ハッチバックとクロスオーバーのEVバージョンの発表の裏で、従来のICE(内燃機関)モデルの改良新型を開発中だが、その最新プロトタイプをスクープした。
◆新型EVとは別の進化を行く、内燃機関MINI
EVはICEによく似たスタイルを備えているが、全く異なるプラットフォームの上に成り立っている。EVは、より小さくて箱型のボンネット、フラッシュドアハンドルを持ち、より高級志向のスタイルを目指している。一方でキャリーオーバーされるICEのハッチバックとコンバーチブルは、既存の「UKL1」プラットフォームの改良版を採用しており、今回スクープしたプロトタイプからもクラムシェルフード、プラスチック製フェンダートリム、突き出た従来のドアハンドルが確認できる。
MINIは2030年までにすべてのモデルをEVに変える。つまり、これらの改良モデルは最後のICE搭載MINIになることがほぼ確定している。さらにマニュアルトランスミッションも廃止される可能性があるという。
ただ、キャビン内は新型EVからのフィードバックによるアップデートが期待されており、今年初めにクーパーEVでデビューした、滑らかでまったく新しい9.4インチの円形OLEDインフォテインメントスクリーンを採用、インテリアのクオリティ向上することが確実だ。
以前目撃されたスポーティなコンバーチブルのプロトタイプと比較すると、今回のモデルはバンパー形状が大人しいことから、標準グレードのマイルドハイブリッドを組み合わせる直列3気筒及び4気筒エンジンモデルと思われる。
改良新型ハッチバックのワールドプレミアは2024年内となりそう。カブリオレは、その1~2か月後となる見込みだ。