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ホンダのSUV『パスポート』に精悍な内外装の「ブラックエディション」

  • 《photo by Honda》
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ホンダの米国部門は10月4日、ミドルクラスSUV『パスポート』(Honda Passport)の2024年モデルを発表した。新グレードとして、「ブラックエディション」が設定されている。

ブラックエディションは、内外装のスタイリングを強化し、他のパスポートシリーズとは一線を画すモデルになるという。ボディカラーはクリスタルブラックパールのほか、ソニックグレー、プラチナホワイト、ラディアントレッドを用意した。20インチアルミホイールをはじめ、フロントグリル、ヘッドライトトリム、サイドトリム、ドアハンドル、ウィンドウトリム、フォグランプのアクセントをブラックで仕上げた。グリルとテールゲートにブラックエディションの専用エンブレムを装着している。

インテリアでは、ベンチレーテッド機能付きフロントシート、ヒーター機能付きリアシート、レッドアクセント入りパーフォレーテッド・レザーシートなどを専用装備した。ブラックエディションでは、ステアリングホイール、シート、ドアパネルにレッドのコントラストステッチを施し、ダッシュボード、ドア、センターコンソールをレッドのアクセント照明で照らすことができる。この装備は、パスポートシリーズ唯一という。ブラックエディションのロゴは、フロントシートとフロアマットにエンボス加工されている。

2024年モデルの全車に、直噴3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は280hp/6000rpm、最大トルクは36.2kgm/4700rpmを発生する。トランスミッションは9速ATで、力強くスムーズな走りとダイレクトなレスポンスを追求する。

路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分をコントロールする電子制御4WDシステム、「i-VTM4」を搭載した。砂地、泥道、雪上など各シーンに最適化した4つの走行モードを切り替えできる「インテリジェント・トラクション・マネージメント」を組み合わせることで、さまざまな状況下で高い走破性と走行安定性を実現した、としている。