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ホンダの新映像、初代 シビック や新型EV『プロローグ』登場…排出量ゼロめざす
ホンダ(Honda)の米国部門は、2050年までにグローバルカーボンニュートラルを達成するというコミットメントを紹介する新映像『Keep Dreaming』を公開した。
映像では、ホンダ初のEVのSUV『プロローグ』をはじめ、過去のホンダの製品やイノベーションを紹介。ホンダの環境への取り組みの過去、現在、未来を、映画のように旅する内容だ。
映像の冒頭には、初代『シビック』が登場する。初代シビックは1972年7月に日本で発売され、同年11月、米国市場への輸出を開始した。現地では、低公害の「CVCC」エンジン搭載車が米国環境保護庁(EPA)テストにおいて、マスキー法75規制にクリア。EPAは、「現時点で、後処理なしの低公害方式の中で最もクリーン」と、CVCCのプロトタイプ車を評価した。
また、2024年に北米で発売予定のプロローグは、ホンダとGMの共同開発モデルで、GMの「アルティウム」バッテリーを搭載する。デュアルモーターのAWDモデルの場合、モーターは最大出力288hp、最大トルク46kgmを引き出す。バッテリーの蓄電容量は85kWh。1回の充電での航続は、最大482km以上を目指している。
ホンダは2050年までに、すべての製品と企業活動において、カーボンニュートラル(排出量正味ゼロ)を達成するという世界的な目標を掲げている。『Keep Dreaming』では、人々に感動とインスピレーションを与えてきたホンダの夢を紹介するとともに、ホンダの「The Power of Dreams」のストーリーに命を吹き込むインタラクティブなAR(拡張現実)体験を可能にする、としている。