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BMW、クラウドベースのナビ「BMWマップ」の機能を強化 11月から欧州で
BMWは9月27日、クラウドベースのナビゲーションシステム「BMWマップ」の機能を、11月から欧州で強化すると発表した。
BMWマップでは、コネクテッドナビゲーションによって、直感的な操作で目的地を設定することができる。クラウドベースのダイナミックルート計算により、刻々と変化する交通状況に推奨ルートを即座に合わせ、到着時間をより正確に予測することができる。
最新のBMWマップが11月、欧州市場で導入される。例えば、色分けされたリアルタイム交通情報「RTTI」では、ルートガイダンスが作動していなくても、地図エリア全体の交通状況を表示できるようになる。その他の機能としては、マップビューで建物やその周辺を3Dで視覚化したり、駐車場についての詳細な情報を表示したりすることが可能になる。
また、定期的に同じ目的地へ出発する際には、ドライバーに現在の交通状況と到着予定時刻が通知される。必要に応じて、代替ルートも提案される。インフォメーションディスプレイとオプションのBMWヘッドアップディスプレイには、推奨車線などがリアルな形で表示されるようになる。
ドイツやその他の欧州諸国では、「BMWデジタルプレミアム」によって、支払い方法に対応した駐車場でドライバーが車両から直接駐車料金を支払うことができるようになる。またドイツのドライバーは、ガソリンスタンドで給油した後、車両から燃料代をデジタル決済することもできる。どちらの場合も、支払いは「My BMWアプリ」を通じて、提携会社の「Parkopedia」に最初に登録したクレジットカードを使用して行う。
「BMW Digital Premium」では、マイモードの選択肢にエクスプレッシブモード、リラックスモード、デジタルアートモードが追加された。これにより、ドライビングエクスペリエンスのカスタマイズの幅がさらに広がるという。
さらに、ウェルカムライトシークエンスと「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を視覚化するグラフィックに、新しいバリエーションが追加される、としている。