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ランボルギーニ『ウルス』、荒れ狂う野生の810馬力に…アプトが99台限定で発表

  • 《photo by ABT Sportsline》
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アプト・スポーツライン(ABT Sportsline)は9月26日、ランボルギーニのSUV『ウルス』をカスタマイズした99台の限定モデル、ABT『ウルス・スカテナート』を欧州で発表した。

モデル名のスカテナートとは、イタリア語で「解き放たれた」、「荒れ狂う、野生の」を意味する。ウルス・スカテナートには、ランボルギーニのメーカー保証として、新車から3年間または走行10万kmまでが適用される。

ABTウルス・スカテナートでは、ABTターボチャージャーやインタークーラーをセットした「ABTパワーR」テクノロジーにより、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンの最大出力を666psから810psに144ps引き上げた。最大トルクは86.7kgmを獲得する。パワーウェイトレシオは3.23kg/psから3kg/ps以下に引き下げられ、パワーSUVセグメントに新たなベンチマークを打ち立てた、と自負する。

外観を中心に、光沢のあるヴィジブルカーボンを多くのコンポーネントに使用した。例えば、エンジンベイでは、エンジンルームカバーやリリース、エンジンカバーなどが挙げられる。

アプト・スポーツラインは、エアロダイナミクス性能の向上にも取り組んだ。センターブレードと装飾トリムを備えたフロントスポイラー、エアロトリムを備えたリアウィング、装飾トリム付きのリアスカートインサートが装備されている。これにより、外観がアグレッシブになるだけでなく、さらなるダウンフォースを生み出す。

ウィングフレアとエクステンション、フロントボンネットアタッチメントも装備した。これらの部品はすべて、光沢のあるヴィジブルカーボンファイバー製で、ドアミラーカバーも同様だ。ABTのランボルギーニ専用23インチ鍛造ホイール「ハイパフォーマンスIRL23タイプ」は、グロスブラックで仕上げている。

ABTの4本出しチタン製テールパイプトリム、穴あきインナーパイプ、マットブラックのウルスデザインエレメント、直径105mmのエグゾーストシステムは、高性能SUVにふさわしいサウンドを奏でるという。

インテリアでは、光沢のあるヴィジブルカーボンを各部にあしらった。このレーシング素材は、ダッシュボードとシートフレームのトリムを飾るだけではなく、シフトレバーのカバーにも使用された。ABTのエンブレムストリップと「Scatenato 1 of 99」のシリアルナンバープレートも添えられている。