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メルセデスベンツ Sクラス、最高峰PHEV「S63 Eパフォーマンス」を限定発売…価格は4040万円

  • 《写真提供:メルセデス・ベンツ日本》
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メルセデス・ベンツ日本は、フラッグシップセダン『Sクラス』の最高峰プラグインハイブリッドモデル『メルセデスAMG S63 Eパフォーマンス エディション1』を発表し、9月27日より予約注文の受付を開始した。

S63 Eパフォーマンスの外装色は完全受注生産オプション「MANUFAKTUR(マヌファクトゥーア)」のアルペングレー(ソリッド)、随所にブラックアクセントを施した。足元には、21インチAMGクロススポークアルミホイール(鍛造)、レッドペイントブレーキキャリパーを装備。給油口にはAMGロゴ入りフューエルフィラーキャップ(シルバークローム)、「Edition1」ロゴ入りインドアカーカバーも標準装備し、特別感を演出している。

30台限定で価格は4040万円。予約注文の受付は10月17日まで。納車は10月以降順次予定している。なお、販売台数(30台)以上の申込みがあった場合は抽選となる。

◆AMG専用ラジエーターグリルをSクラス初採用
フロントデザインは、垂直ルーバーとセントラルスターグリルを備えたAMG専用フロントグリルをSクラスで初採用。ボンネット中央、先端のマスコットは、シルバークローム/ブラックのAMGエンブレムに置き換えた。さらに、大きなサイドエアインレットを備えたジェットウィングデザインのフロントエプロンを装備する。サイドビューでは、21インチのAMGホイールとAMGのサイドシルパネルが目を引く。リアエンドには、スクエアタイプの4本出しエグゾーストエンド、縦フィンとディフューザーボードを備えたワイドディフューザーなど、S63 Eパフォーマンスのスポーティな特徴を表現している。

インテリアは、Sクラスらしい高い質感はそのままに、AMG固有の機能を組み合わせている。ドライビングに集中しながら各種メニューを操作できるAMGパフォーマンスステアリング(ナッパレザー)、AMGドライブコントロールスイッチ、AMGスポーツペダル、AMGロゴ入りイルミネーテッドステップカバーを採用。シートはAMG専用ダイヤモンドステッチを施し、インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデスベンツ ユーザーエクスペリエンス)はハイブリッドモデル専用ディスプレイを備える。

◆F1テクノロジーを採用した駆動システム
駆動システムは、最高出力612ps/最大トルク900Nmを発生する4リットルV8ツインターボエンジン、最高出力190ps交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(13.1kWh)、AMGスピードシフトMCT9、四輪駆動システム「4MATIC+」の組み合わせ。最大システム出力は802ps、最大システムトルク1430Nm以上を発生。0-100km/h加速3.3秒という圧倒的なパフォーマンスを発揮する。モーターはリアアクスルに搭載。電動シフト式2速トランスミッションおよび電子制御式リミテッドスリップデフとともにコンパクトなエレクトリックドライブユニット(EDU)にまとめ、航続距離37kmと実用的なレベルを確保している。

AMGダイナミックセレクトは「エレクトリック(電動)」「コンフォート」「バッテリーホールド」「スポーツ」「スポーツ+」「スリッピー(滑りやすい)」「インディビジュアル」の7モードを用意する。ドライブモードによって、駆動システムとトランスミッションのレスポンス、ステアリング特性、サスペンションの減衰特性、サウンドなど、主要なパラメーターを変更。S63Eパフォーマンスの特性を効率重視からダイナミックなものまで広い範囲にわたって変化させる。

◆AMGライドコントロール+エアサスペンションを標準装備
AMGライドコントロール+エアサスペンションは、セルフレベリング機構付きマルチチャンバーエアサスペンションに電子制御アダプティブダンパーを組み合わせたシステム。ダンパーにはプレッシャーリリーフバルブを2個採用。ダンパーの伸び側と縮み側をそれぞれ制御することで制御マップの柔軟性を拡大。優れた快適性とスポーティなドライビングダイナミクスを両立する。

また、最大3°まで動作するリアアクスルステアリングを採用する。最大100km/hの速度域では前輪と逆方向に作動し、俊敏なターンインを実現。また、Uターンや駐車時には回転半径が小さくなるため、取りまわしが容易なる。100km/hを超える速度域では前輪と同方向に作動。安定性にプラス効果をもたらす。