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メルセデスAMG『GLCクーペ』新型に「43」、F1譲りの電動ターボは421馬力

  • 《photo by Mercedes-Benz》
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メルセデスベンツは9月26日、SUVクーペの『GLCクーペ』新型の高性能モデル、メルセデスAMG『GLC 43 4MATICクーペ』(Mercedes-AMG GLC 43 4MATIC Coupe)新型を欧州で発表した。

メルセデスAMG GLC 43 4MATICクーペ新型には、新開発の電動ターボを組み込んだ直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載する。電動ターボチャージャーは最大17万5000rpmの速度で回り、高速で空気の流れを作り出す。電動ターボチャージャーは、48Vの電気システムによって作動する。ターボチャージャー、電気モーター、パワーエレクトロニクスは、エンジンの冷却システムに接続されており、常に最適な温度環境を作り出す。メルセデスAMGによると、効率とパフォーマンスを向上させるF1譲りの電動ターボチャージャーが、パワートレインの電動化に向けた革新的なソリューションになるという。

最大出力は421hp/6750rpm、最大トルクは51kgm/5000rpmを発生する。48ボルトのマイルドハイブリッドとして機能するベルト駆動のスタータージェネレーター「RSG」のモーターが、14hpのパワーを引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。

トランスミッションは9速の「AMGスピードシフトMCT 9G」、駆動方式は4WDの「4MATIC」だ。0~100km/h加速4.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。