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ポルシェ『カイエン』改良新型に第3のPHEV、EVモードは90km
ポルシェは9月26日、SUV『カイエン』の改良新型に、欧州で第3のプラグインハイブリッド車(PHEV)、「カイエンS Eハイブリッド」(Porsche Cayenne S E-Hybrid)を設定すると発表した。
同車は、「カイエン Eハイブリッド」と「カイエン・ターボ Eハイブリッド」の中間に位置するPHEVだ。SUVとSUVクーペのボディバリエーションが用意されている。
カイエンS EハイブリッドのPHEVパワートレインは、3.0リットルV型6気筒ガソリンターボエンジン(最大出力353ps)に、モーター(最大出力176ps)を組み合わせた。PHEVシステム全体で、519psのパワーと76.5kgmのトルクを獲得する。0~100km/h加速4.7秒、最高速263km/hの性能を可能にした。
バッテリーの蓄電容量は、25.9kWhに大容量化する。これにより、EVモードでは最大90kmのゼロエミッション走行を可能にした。出力11kWの車載充電器により、バッテリーの蓄電容量が増加したにもかかわらず、充電時間はおよそ2時間30分に短縮されている。