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マツダ2 と CX-3 がコネクティッドサービスに対応…特別仕様車なども追加

  • 《写真提供:マツダ》
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マツダは、コンパクトカー『マツダ2』とコンパクトSUV『CX-3』を商品改良するとともに、用品架装パッケージ車や特別仕様車を追加し、9月21日より予約受付を開始した。

今回の商品改良では、マツダ2の一部機種、CX-3の全機種にコネクティッドサービス対応のマツダコネクトを標準装備とした。発売は、マツダ2が12月下旬、CX-3が2024年2月を予定している。

◆コネクティッドサービス対応のマツダコネクト採用
コネクティッドサービス対応のマツダコネクトは、マツダ2の「15C」「XD」「15 BD」「XD BD」ではメーカーオプション設定、「15スポルト」「XDスポルト+」では標準装備となり、CX-3では全機種標準装備となる。進化したマツダコネクトでは、センターディスプレイの大型化(8.8インチ)や音声/映像のデジタル伝送化による音質/画質の向上だけでなく、従来対応できなかったコネクティッドサービスの提供を開始する。

コネクティッドサービスの活用により、急病や車両故障など、いざという時にはオペレーターが救急や警察、販売会社と連携して顧客サポートを行うマツダエマージェンシーコールやマツダアドバイスコールといった「安全・安心」領域から、カーファインダー、リモートコントロールなどの「快適・楽しむ」領域までコネクティッドサービスが適用となる。

◆マツダ2、架装パッケージ車「SCI-FI」を設定
マツダ2では、「15 BD」「XD BD」に、用品架装パッケージ車「SCI-FI」を追加設定した。コンセプトは「さりげなく垣間見えるディテールに、自分らしいこだわりを楽しむパッケージ」。マシーングレープレミアムメタリックとジェットブラックマイカを推奨ボディカラーとし、フロントグリルやリアルーフスポイラー、フルホイールキャップなどに鮮烈なライムグリーンのアクセントを施し、ダークなボディカラーとのコントラストが際立つデザインとした。またライムグリーンのアクセントは、各パーツの裏側に採用することでさりげない遊び心を演出。派手すぎずにこだわりと自分らしさを表現できるパッケージに仕上げた。SCI-FIの価格(取付費込)は11万6600円。

また、機種体系・装備体系・価格の見直しを実施。「15サンリットシトラス」を廃止して機種を集約。多彩なカラーコーディネートをラインアップする「15 BD」「XD BD」の選択肢の幅を拡大させることで、ユーザーの要望にきめ細かく対応できるようにした。また、「15スポルト」「XDスポルト+」ではボディ同色のルーフフィルム/ドアミラーカバー/シャークフィンアンテナを採用。ブラックをメーカーオプション設定とした。その他、「XD」ではユーティリティパッケージをメーカーオプションから標準装備に変更した。

価格は1.1~5.6%の引き上げとなり、154万8800円から262万2400円。

◆CX-3に特別仕様車「ビビッド モノトーン」
CX-3では、ガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車ともに特別仕様車「ビビッド モノトーン」を新設定した。スタイリッシュで都市的・先進的デザインをコンセプトに、色彩を抑えシックにまとめながらも要所に大胆な柄や素材を取り入れた。

エクステリアは「スーパー エッジー」で採用したブラックキャビンや光沢のクラッディング塗装を採用し、テーマカラーとして新たに導入した「エアログレーメタリック」の上下をブラックで引き締めることでSUVながらスポーティなクーペスタイルを表現した。ラジエターグリルを縁取るシグネチャーウィングには、ブラッククロームをCX-3として初採用。グロスブラックのグリルとの相乗効果で引き締まった表情に仕上げた。新デザインとなった専用18インチアルミホイールは、ブラックメタリック塗装に施した細身の切削加工が軽快感・躍動感を演出する。

インテリアはスポーツウェアをイメージし、インパネやドアトリムのソフトパッドにはドット模様の青味のあるグレーを、空調ルーバーやステッチにはカッパー色を、アクセントとして配色。色調を抑えたモノトーンの空間に、差し色として意外性がありながらも馴染むコーディネートとしてファッショナブルに仕上げた。シートは滑りにくくリッチな肌触りのスエード調人工皮革「レガーヌ」で体を保持しつつ、乗り降りで擦れる部位には合成皮革を使用している。また「レガーヌ」には光沢のある特殊加工により個性的な柄を施すことで先進性を表現。あわせて、シート背面のドット模様や肩口のラインといった異素材の組み合わせにより、遊び心を持たせながら、スタイリッシュな印象を表現している。

価格はガソリン車の2WDが270万8200円、4WDが295万0200円。ディーゼル車は2WDが319万2200円、4WDが343万4200円。

「SKYACTIV-D 1.8」搭載車では、出力の向上とともに、より広いエンジン回転域で力強いトルクを発揮する制御を行うことで、アクセルを踏み始めた瞬間の応答を大幅に改良した。高速道路での合流・追い越しなど、アクセルを踏み増し一気に加速するシーンにて、より力強いトルクを瞬時に生み出し、ディーゼルエンジンの強みであるパワフルな加速を持続的に発揮。ディーゼルエンジンならではの高い経済性はそのままに、アクセル操作に対して遅れなくトルクを発揮し、ドライバーが意図したとおりにクルマが応答するように燃焼制御を見直した。

また、特別仕様車だけでなく、既存機種でもデザインを進化させた。「15Sアーバンドレッサー」では、ブラックグロッシーパッケージをメーカーセットオプションから標準装備。「15Sツーリング」「XDツーリング」では、ホイールカラーやシートデザインなどを変更し、エレガントさ、スタイリッシュさをさらに進化させた。また、セラミックメタリックに代わってエアログレーメタリックを新設定。CX-3の躍動感をより一層際立たせる。

また、機種体系・価格の見直しを実施。ガソリン車では「15S」「15Sスーパーエッジー」を、ディーゼル車では「XD」「XDスーパーエッジー」および「XDツーリング」の6MT車を廃止して機種を集約。価格は5.0~10.2%の引き上げとなり、227万9200円から343万4200円。