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【マクラーレン 720Sスパイダー】カーボン製折りたたみ式ハードトップ搭載、3788万8000円より

マクラーレンオートモーティブは1月28日、スーパーシリーズの新型オープンモデル『720Sスパイダー』をクロスドック晴海(東京都中央区)でアジア初公開した。

マクラーレンは2018年、12億ポンド(約1700億円)の開発費を投入し、2025年までに18のニューモデルを導入するビジネスプラン「Track25」を発表。720Sスパイダーは、昨年10月に発表した新型ハイパーカー『スピードテール』に続く、同プラン第2のモデルとなる。

720Sスパイダーは、クーペボディの『720S』をベースとしたオープンモデルだ。ビスポークのカーボンファイバー製ボディ構造や新開発のリトラクタブルハードトップ(RHT)などにより、乾燥重量は1332kg。ベースとなる720Sクーペからの重量増はわずか49kg、最も近い競合モデルより88kg軽い、クラス最軽量を実現している。

カーボンファイバー製のRHTは、開閉機構に油圧式ではなく、電動式を採用。これにより開閉時間はスーパーカークラス最速の11秒を実現。電動モーターとカーボンファイバーの強度と軽量性が組み合わされたことで、ルーフの開閉が可能な走行スピードも50km/hとなっている。また、ルーフパネルはエレクトロクロミックグラスの装着も可能。ワンタッチで透明・半透明を切り替えることができる。

パワーユニットは、最高出力720ps/最大トルク770Nmを発生する4.0リットルV8ツインターボエンジンをミッドマウント。クラス最軽量のボディと相まって、パワーウェイトレシオは1.85kg/ps、7速SSGとの組み合わせで0-100km/h加速は720Sクーペと同じ2.9秒、0-200km/h加速は7.9秒と、驚異的な加速力を実現。ルーフを閉じた状態での最高速度は341km/h、ルーフを下げた状態での最高速度は325km/hに達する。

価格は3788万8000円から、納車は3月から開始を予定している。