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ワールドプレミア間近か!? VW『ティグアン』これが次期型デザインだ!
2007年に発売されたVWのクロスオーバーSUV『ティグアン』は、現在のラインナップでも最も重要なモデルの1つだ。昨年ヨーロッパで11万台超が納車されたが、過去3年間でみるとコロナ禍も影響してか販売台数が減少しており、新世代モデルが必要とされている。そんなティグアンが、年内にもモデルチェンジを果たす。
今回は、これまで捉えた開発中のプロトタイプのスパイショットとティザーイメージをベースに、ロシア自動車メディア「KOLESA RU」の協力のもと次期型ティグアンの予想CGを作成した。
次期型は、現行モデルほどボクシーではなく、より丸みを帯びたボディシルエットに加え、サイズもわずかに拡大されることが確定している。プラットフォームには汎用プラットフォームの「MQB Evo」を採用し、全長は32mm(1.25インチ)長くなり、4551mm(179.1インチ)になると公式発表されている。全高も5mm (0.2インチ)高くなり1640 mm(64.5インチ)となるが、全幅とホイールベースはそれぞれ1939mm (76.3インチ)と2681mm(105.5インチ)で変更はないという。
フロントマスクは電動SUVの『ID.4』や、発表されたばかりの新型『パサート』にインスパイアされた新世代デザインのフロントマスクが採用される。ティグアン初となるHDマトリックスヘッドライトにも注目だ。各クラスターには1万9200個ものマイクロLED素子が搭載されており、最大500m先の道路を照らすことが可能になる。
駆動方式は前輪駆動と全輪駆動が存在することはわかっているが、パワートレインに関しては詳細が不明だ。ただし採用するプラットフォームから見て、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドがラインナップされることは間違いない。VWは2033年までにヨーロッパでICE(内燃機関)搭載車の提供を中止する計画を立てているため、2024年型ティグアンは内燃機関を搭載した最後のティグアンになると予想されている。