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日産から1980年代のトラックに着想した新モデル…ベースは『フロンティア』 9月12日に発表予定
日産自動車の米国部門は9月7日、ピックアップトラックの『フロンティア』(Nissan Frontier)をベースに、1980年代の「ハードボディ」に着想を得たモデルを9月12日、初公開すると発表した。
フロンティアは、日産のミッドサイズピックアップトラック。現行型は、米国市場で日産が60年以上もの間培ってきたピックアップトラックのノウハウを生かし、パワーや性能だけでなく実用性や操縦安定性、最新のテクノロジーを兼ね備え、仕事とアドベンチャーのどちらにも使えるモデルとして開発された。
9月12日に初公開されるモデルは、これまでで最も象徴的な日産トラックのひとつ、D21型(1985~1997年)のハードボディに敬意を表している。ハードボディとは、9代目「ダットサントラック」の北米仕様の名称だ。D21型ハードボディは、日産デザイン・アメリカが手がけた最初のピックアップトラックだった。このD21型ハードボディは1980年代、オフロードレースでも活躍している。
ハードボディの名前は、その二重構造の荷台と攻撃的なデザインに由来する。当時のオフロードレースで成功を収めており、南カリフォルニアのビーチで開催されたオフロードレースでは、チャンピオンに輝いている。