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選ぶ楽しさが増えたマツダ CX-5 改良新型
マツダは『CX-5』の全機種を改良し、9月4日から予約受付を開始した。新機種は「ブラックトーンエディション」をベースにしたレトロモダンとスポーティの融合をテーマとし、専用のカラーコーディネーションが施された。また、特別仕様車「レトロスポーツエディション」が追加された。
◆今回のマイナーチェンジは何が変わる?
今回最も注目するべきなのは、CX-5では初めて採用された外板色「プラチナクォーツメタリック」だ。同色はCX-8から導入されたカラーで、現在マツダの展開する半数以上の車種に設定されている。登場から2年半が経過し諦めかけていたファンもいると思うが、ここにきて遂にラインナップされたというわけだ。
また、全車種共通の変更点として、各機種のキャラクターを際立たせるためのデザイン変更と、メーカーセットオプション及び標準装備の見直しが行われた。「フィールドジャーニー」に引き続きキャラクター性の高い新機種が設定されたことから、ユーザーが機種を選択する際の楽しみや歓びがさらに広がった。
一方で従来機種の再編は行われており、ガソリン仕様とディーゼル仕様で「プロアクティブ」「L パッケージ」が廃止。「エクスクルーシブモード」については、ガソリン仕様のみ廃止となった(ディーゼル仕様は継続)。また、SKYACTIV-MT(6MT)仕様が全車廃止され、CX-5のラインナップは全てAT仕様となった。
原材料価格や物流費の高騰に伴い大幅な価格改定が行われている点も併せて、入念な検討が必要だ。