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マセラティ グラントゥーリズモ はGTカーの新たな基準となるか
マセラティジャパンは8月18日から新型マセラティ『グラントゥーリズモ』のディーラーキャラバンをスタートしている。9月18日まで全国11カ所の正規ディーラーでの展示を行う予定だ。
「グラントゥーリズモ」はマセラティのグランドツーリングカー。2007年から販売されているモデルで、今回展示しているのは「グラントゥーリズモ」の2代目にあたる。初代はV8エンジンを積んだGTカーであったが、この2代目でV6エンジンとBEVへと変更された。
ラインナップはそれぞれスペックの異なる「モデナ」、「トロフェオ」、「フォルゴーレ」が用意されている。
イタリア車のモデル名で耳馴染みのモデナとトロフェオは内燃機関モデル。両モデルともマセラティ『MC20』と同じ「ネットゥーノ」V6エンジンを採用しており、各モデルの用途に合わせた出力調整がされてある。
エンジンの回転数に応じてエキゾーストのバルブ開度が変化する仕様となっており、巡行時のノイズは小さくゆったりと、加速でエンジンをふかす際にはネットゥーノ・エンジンの音が大きく聞こえるようになっている。
イタリア語で稲妻を意味するフォルゴーレはBEVだ。永久磁石モーターがフロントに1基、リアに2基搭載されている。フォーミュラeのパワートレイン技術を活かした設計により、761psというハイパワーながらWLTPモード450kmの航続を確保している。
日本仕様の正式発表はモデナ、トロフェオが11月下旬、フォルゴーレは来年に予定されている。