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自動運転レベル4のEVバス、長野県塩尻市でスタート
アイサンテクノロジーは、ティアフォーとともに、自動運転レベル4(限定地域での完全自動運転)の実用化に向けて、長野県塩尻市で新型電気バス(EVバス)を使用した自動運転の走行試験に参加する。
ティアフォーが開発した国内初の量産型自動運転EVバスを使って自動運転レベル4実現に向けた走行試験を塩尻市でスタートした(8月29日発表)。
今回の走行試験では、2025年度に導入を目指す自動運転移動サービスの想定ルートの一部を日常的に走行して技術的な検証を行う。自動運転走行で必要となる高精度三次元地図は、アイサンテクノロジーと塩尻市、塩尻市振興公社が提供している自営型テレワーク推進事業「KADO」が作成した。
走行試験を通じて自動運転の安定性向上を図るとともに、ドライバーによる介入頻度や、発生地点、シチュエーションなどのデータを収集し、これをもとに自動運転レベル4に向けた技術開発を進める。
参画事業者や地域と緊密に連携しながら、2024年度には一部ルートで道路運送車両法に基づくレベル4の認可取得し、2025年度の自動運転サービスの本格提供につなげていく。