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働く車にも先進運転支援システム、コンチネンタルが最新360度サラウンドビュー開発

コンチネンタル(Continental)は1月24日、建設や鉱業部門向けの最新の先進運転支援システム(ADAS)を発表した。

コンチネンタルは、建設現場や鉱山などで使用される重機向けの先進運転支援システムを開発している。その最新バージョンのひとつが、「360度サラウンドビューシステム」だ。

コンチネンタルの最新の360度サラウンドビューシステムでは、デジタルカメラが捉える画像をHD解像度とし、オペレーターに見やすい鮮明な画像を提供することで、事故の回避を目指す。デジタルカメラの解像度は、4メガピクセルカメラの採用により、従来比で3倍に引き上げられた。

カメラが撮影した画像は、車載ディスプレイに表示される。360サラウンドビューシステムは、4台のカメラを使い、車両を真上から俯瞰することも可能だ。車両からのセンサー情報をカメラ画像と組み合わせて、ビデオ情報を分析することもできる。

さらに、このシステムは、顧客のニーズに合わせて個別に調整できるように設計されている。コンチネンタルは、最新の360度サラウンドビューシステムを2020年から生産する予定、としている。