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電動フェラーリ後継モデルの車名は「SF100」に? 発表は2024年後半か

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『SF90』は、2019年にフェラーリ初の市販PHEVロードカーとして発売。4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンと3基の電気モーターを搭載し、システム合計の最高出力は1000psを発揮する。その後継車にあたる新モデルの開発がいよいよ動き出した。そのプロトタイプの姿を初スクープだ。

◆車名は「SF100」か? 発表時期は
市街地で捉えたプロトタイプは、既存のSF90と同じボディを使用したテストミュールだが、拡大されたサイドエアインテークと、新設計されたフロントグリルが見てとれる。リアエンドのコンポーネントは、テールライトやデュアルエキゾーストパイプなどもすべてがダミーだ。

一方で後輪のホイールアーチが高められており、サスペンションシステムに何らかの手が加えられていることを示唆している。これが何を意味するのかが判明するにはまだ時間が必要だ。

プラットフォームは『296GTB』にも採用されているもののアップデート版とみられ、ミッドシップエンジンレイアウトを継承する。カーボンファイバーの使用域はさらに拡大し、レーシングカー並の軽量化とパフォーマンスを実現することになりそうだ。パワートレインの詳細は不明だが、電動化を示すイエローステッカーが貼られていることからもPHEVとなることは明白だ。

このSF90後継のワールドプレミアだが、サーキット向けモデルである「SF90 LM」が未発表であることからもバトンタッチは最速で2024年後半、あるいは2025年と予想される。現段階で車名は「SF100」が有力視されている。