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日産『キックス』次期型、登場は2025年? ボディ拡大でクーペSUV風に進化か

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
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  • 《photo by Nissan》
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日産は現在、コンパクトSUV『キックス』次期型の開発に着手しているが、その市販デザインを大予想した。

◆新世代プラットフォームでボディ拡大
第2世代となる現行型は、日本の「日産グローバルデザインセンター(NGDC)」、米国「日産デザインアメリカ(NDA)」、そしてブラジルの「日産デザインアメリカ・リオ(NDA-R)」の3部門による共同で開発され、2016年に発売。日本では、2020年に「e-POWER」を搭載した改良新型が導入されている。

次期型では新世代プラットフォームを採用し、全長を20mm、全幅は5mm、全高を20mm延長するなど、ボディが拡大される予定だという。キャビン内では、デザインや仕様を新設計。デジタルインストルメントクラスターと最新のインフォテインメントソフトウェアにアップデートされ、ダッシュボードやセンターコンソールのレイアウトも刷新される。

パワートレインは、1.2リットル直列3気筒+電気モーターの「e-POWER」最新世代と、1.6リットル直列4気筒ガソリンエンジン(海外仕様)のラインナップが予想される。

◆最新VモーションフェイスでクーペSUV風に?
そしてエクステリアデザインだ。最新情報をもとに予想CGを作成した。まず最も特徴的なフロントマスクは、『アリア』や新型『セレナ』の流れを汲み、二段式ヘッドライトも組み込んだ最新のVモーションフェイスとなる。ライト上段は3連プロジェクター、下段にはラインLEDとポジショニングライトを組み合わせる。

コンパクトながら筋肉質なイメージはそのままに、直線的なシルエットからクーペSUVのような丸みを帯びたシルエットに変化する。このあたりの造形は『ノート』や『ノートオーラ』の意匠をとり入れたものとなることが予想される。細かい部分ではサイドミラーはボディ側に配置され、リアエンドにはルーフスポイラーを装着、LEDテールライトもシンプル&クリーンな造形となるだろう。

現行モデルの販売台数は、直近で月販1000台程度でトヨタ『C-HR』やダイハツ『ロッキー』との接戦となっている。トヨタ『ライズ』や日産『ノート』が同5000台レベルであることを考えると、次期型の投入で息を吹き返す可能性は高い。次期型キックスののワールドプレミアは、2025年と予想されている。