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ランボルギーニ初のEV、パワーは1360馬力以上…コンセプトカー発表
ランボルギーニは8月18日、ブランド初のEVを示唆するコンセプトカー『ランザドール』(Lamborghini Lanzador)を、米国で開催中の「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で初公開した。
ランボルギーニは2021年5月、2024年末までに全ラインアップを電動化することを柱とした「コル・タウリ(Cor Tauri)」計画を発表した。ランザドールは、コル・タウリ計画に沿う形で登場する市販EVを示唆する1台だ。ランボルギーニは、コル・タウリ計画の第3段階(2026~30年)において、初のフル電動ランボルギーニの量産化を目指している。
ランザドールでは、前後アクスルに高出力のモーターを搭載する。システム全体で、1メガワット(約1360hp)を超えるパワーを発揮する。リアアクスルにアクティブeトルクベクタリングを備えたAWDシステムを採用しており、ダイナミックなコーナリング性能を実現する。次世代の高性能バッテリーを搭載し、長い航続を追求している。
ランザドールのデザインは、宇宙船からインスピレーションを得た。また、張りのあるクリーンなボディラインは、『セスト・エレメント』、『ムルシエラゴ』、『クンタッチ(カウンタック)LPI 800-4』など、伝説的なランボルギーニからもインスピレーションを得た、としている。