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マスタング 最強の800馬力、「GTD」発表…ルマン直系のパフォーマンス追求
フォードモーターは8月17日、2ドアクーペのフォード『マスタング』の高性能モデル「マスタングGTD」(Ford Mustang GTD)を米国で発表した。
マスタングGTDは、2024年のルマン24時間耐久レースを含むWEC(世界耐久選手権)参戦するレーシングカー「マスタングGT3」と並行して開発された。マスタングGTDは、レース直系のパフォーマンスを備えたストリートリーガルモデルだ。
マスタングGTDは、軽量化を追求しており、ボディにはカーボンファイバーを多用する。サーキットやストリートコンディションに合わせて、スプリングレートと車高を調整できる世界初のサスペンションを採用した。アクティブエアロダイナミクスも装備している。
パワートレインは、5.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンをスーパーチャージャーで過給したユニットだ。最大出力は800hp以上を引き出す。マグネシウム製ホイール、チタン製エキゾースト、カーボンセラミックブレーキを採用した。ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでは、7分を切るタイムを目標に掲げている。