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マツダ日本最大SUV『CX-80』、最終デザインはこれだ! 世界初公開は9月が有力か
マツダは年内にも3列シート・6~7人乗りSUV『CX-8』に代わる新型SUV、『CX-80』を日本市場に投入する予定だ。CX-8の生産終了もすでに予告されており、CX-80に期待が高まる中、その市販デザインを大予想! 日本のマツダ車で最大となるCX-80は、一体どんなモデルになるのか。
◆兄弟モデルと共通デザインで3列7人乗りの『CX-80』
マツダは昨年、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の計画を発表。その中で中核となるラージ商品群では、2列シートの『CX-60』、『CX-70』、3列シートのCX-80、『CX-90』を順次投入する。このうち、日本市場にはCX-60がすでに発売され、CX-80が続くことになっている。
すでに開発中のプロトタイプの姿は度々スクープされているが、今回はお馴染みのロシア自動車メディア「KOLESA RU」の協力を得てそのデザインを予想。最新の生スパイショットをベースに、ディテールを隠していたカモフラージュを削ぎ、市販型デザインを完全プレビューする。
フロントエンドは、兄貴分のCX-90や弟分のCX-60とそのデザインの多くを共有する。グリルの形状やエンブレムの位置もほぼそのままと見て間違いない。コーナーエアインテークのデザインは新設計され、下部のワイドなグリルもよりスリムになり、クロームトリムは削除されている。
リアエンドは、LEDテールライトのグラフィックもCX-90と同じだが、バンパーは専用デザインに。3列シートを備えることからCX-60よりもホイールベースが長く、CピラーとDピラーの間のウィンドウデザインが差別化される。CX-80ではより大きく、角がキックアップされているのも特徴だ。
キャビン内は、CX-60から大きく変わることはないだろう。デジタルインストルメントクラスターと、インフォテインメントディスプレイ用の12.3インチスクリーンとウッドトリムを備えており、デザインのコンセプトには「和」が取り入れられるはずだ。
パワートレインは3.0リットル直列6気筒エンジンと3.3リットル直列6気筒ディーゼルのほか、2.5リットル直列4気筒+電気モーターの「e-SKYACTIV PHEV」や、48Vマイルドハイブリッドのセットアップも期待できる。日本ではCX-60にならい、3.0リットル直列6気筒ガソリン以外のラインアップとなるだろう。
CX-80の正式なデビュー時期は明らかにされていないが、ワールドプレミアは9月が有力で、欧州では年末までに発売されることがわかった。日本での実車のお披露目は、今秋のジャパンモビリティショーとなる可能性が高い。