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420psの最強Z「NISMO」登場…フェアレディZ 2024年モデル発表

  • 《写真提供:日産自動車》
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日産自動車は8月1日、『フェアレディZ』2024年モデルを発表、最上級グレード『フェアレディZ NISMO』を追加した。

フェアレディZ NISMOは、最高出力を405psから420psに、最大トルクは475Nmから520Nmに向上させ、パワフルな加速を披露する。トランスミッションは変速レスポンスと耐久性を向上させることで、俊敏なシフトチェンジを可能実現。また、ステアリングとボディのねじり剛性を高めるとともに、シャシーに施されたチューニングや、新設定の「トラクションモード」が正確なステアリング操作をサポートする。ブレーキにはNISMO専用ブレーキシステムを採用し、本格的なスポーツ走行を実現。NISMO専用の「SPORT+モード」を含む3種類のドライブモードを設定し、使用シーンに応じた最適なチューニングを施した。

エクステリアは、フロントグリル、フロント/リヤバンパー、フェンダーモール、サイドシルプロテクター、リヤスポイラー、リヤLEDフォグランプをNISMO専用パーツとして開発。低重心かつ長く伸びやかなスピード感を演出し、ダウンフォースを強化するとともに、空力性能を向上させた。フロントグリルのメッシュは『GT-R』2024年モデル同様、通風抵抗の少ないハニカムデザインを採用。風をすくい取る形状のエアガイドスロープとの相乗効果により冷却効率を最大化した。また、全面グロスブラック塗装の19インチ鍛造アルミホイールを新設定。剛性と軽量化を両立した9本のラジアルスポークデザインで、リム幅を広げながらも軽量化した。

インテリアは、フェアレディZのシンプルでスポーティな室内空間をベースに、さらにドライバーの運転への集中を高め、スポーツ走行を盛り上げるカラーと素材を組み合わせた。NISMO専用チューニングのレカロ製スポーツシートは、ブラックのパーフォレーション付きアルカンターラとレザー素材を組み合わせ、ノンスリップ機能と高い質感を両立している。

ボディカラーは専用色のNISMOステルスグレー/スーパーブラック 2トーンを含む、全5色をラインアップした。

また、フェアレディZ 2024年モデルは、全グレードにAmazon Alexaを標準搭載するとともに、S30型『フェアレディZ 432』のボディカラーとして設定していた「グランプリオレンジ」を想起させる「432オレンジ」を新たに設定したほか、「バージョンT/ST」グレードにブルーの特別内装色を追加設定した。

あわせて「東京オートサロン2023」に出展した「フェアレディZ Customized Edition」を再現できる日産純正アクセサリーパッケージを10月下旬より発売。フェアレディZのエンブレムが入ったフロントバンパー、グリル、カーボンリヤスポイラーなど、特徴的な外観を再現できるエントリーパッケージと、専用デザイン19インチアルミホイール、専用デザインエンブレム、フードデカールやボディサイドステッカーで東京オートサロン2023出展車を再現できるフルパッケージの2種類を用意する。

フェアレディZ 2024年モデルの価格は539万8800円から920万0400円。