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トヨタ『ハイラックス』9年ぶり世代交代へ!フルEV投入なるか? トライトンとの直接対決も
三菱『トライトン』の日本導入が発表され、ブームの予兆が感じられるピックアップトラック。現在日本市場唯一のピックアップであるトヨタ『ハイラックス』もまた、新たな話題を振りまきそうだ。開発が進められているという次期型ハイラックスの姿を予想する。
◆トライトンと直接対決!? 次期型ハイラックスの進化とは
初代ハイラックスは1968年に登場。7代目は日本では欠番となったが、2017年にデビューした8代目で13年ぶりに復活を遂げていた。そしていよいよ9代目となる次期型が、2024年初めにも登場するという。これは奇しくもトライトンの日本導入とほぼ同じタイミングだ。それだけに直接対決に期待がかかる。
次期型ハイラックスのボディサイズは、全長5355mm、全幅1860mm、全高1800mmと全長のみが拡大され、居住空間が向上する。トヨタが海外で展開しているピックアップ『タンドラ』や『タコマ』と比較してコンパクトであることも日本導入の理由となる。
注目のパワートレインだが、電動化は必至とみられ、2.4リットル直列4気筒ディーゼルターボと、2.8リットル直列4気筒ディーゼルターボのハイブリッドモデルの2ラインを展開し、6速ATと組み合わされる。さらにBEV(バッテリー式電気自動車)バージョンも噂されており、駆動方式は、後輪駆動と全輪駆動が提供されそうだ。また電動化により、静粛性やオンロードでの走行性能も向上するとみられる。
気になる外観だ。スクープ情報を元に制作したCGでは、正常進化をコンセプトにトヨタのクロカンらしい押し出し感満点の台形型グリルを装着。それを取り囲むディフューザーとシャープなヘッドライトに、ランクル系の意匠を取り入れた。ダブルキャブのボディは直線基調のデザインとし、オフロード性能を感じさせるオーバーフェンダーを取り入れ力強さを表現した。
2024年は日本メーカーのピックアップトラックによる熱いバトルが繰り広げられそうだ。