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レクサスの小型SUV『LBX』、予約を欧州で開始…納車は2024年3月から

  • 《photo by Lexus》
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レクサス(Lexus)は7月3日、新型コンパクトSUV『LBX』 の予約を欧州で開始した。10月から正式な注文手続き行い、納車は2024年3月からを予定している。

◆全長4190mmのコンパクトボディ
LBXの車名は「Lexus Breakthrough X(cross)-over」を意味する。コンパクトなサイズでありながら、上質で存在感のあるエモーショナルなプロポーションを追求した。コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム「GA-B」を刷新するとともに、基本素性と電動化技術を鍛え上げた。LBXには、新開発ハイブリッドシステムを搭載する。また、「Lexus Driving Signature」の深化を追求し、ドライバーと車両が一体となり、高い操縦性と快適性の両立を目指している。

デザイン面では、「Premium Casual」をコンセプトに掲げる。コンパクトなボディサイズにとらわれない存在感と上質さを併せ持ち、顧客が日常でカジュアルに使いたくなるコンパクトクロスオーバー車を目指して、開発に取り組んだ。

エクステリアでは、スタンスの良いダイナミックなプロポーションを追求する。また、レクサスの新たなフロントフェイス「ユニファイドスピンドル」を採用した。リアは、低重心でシンプルな塊感を強調するデザイン。ボディサイズは全長4190mm、全幅1825mm、全高1560mm、ホイールベース2580mmとした。

◆約33万通りの組み合わせから選べるオーダーメイド「Bespoke Build」
インテリアでは、プレミアムモデルに相応しい仕上げにこだわり、リラックスして車両との一体感を楽しめる室内空間を演出することを目指している。12.3インチフル液晶メーターを採用するなど、運転支援の拡充も図られた。

さらに、新しいグレード体系の「5つの世界観」に加えて、約33万通りの組み合わせから唯一無二の1台を選択できるオーダーメイドシステム「Bespoke Build」を用意している。

レクサスは、従来の装備グレードの上下関係を超越した新しいアプローチで、LBXのモデルレンジを構成している。LBXでは、4つの対照的な雰囲気に演出できる仕様を設定した。「エレガント」と「リラックス」は洗練された雰囲気を、「エモーション」と「クール」はよりスポーティでダイナミックなプロフィールを強調している。

◆発売記念モデルの「オリジナル・エディション」
これにより、顧客は自分の個性やライフスタイルをより反映させ、よりパーソナライズされたLBXを自由に仕上げることができる。また、価格帯を抑えたエントリーモデルもラインアップしている。

一部の欧州市場では、「オリジナル・エディション」をラインアップする。およそ1500台が限定生産される予定だ。オリジナル・エディションでは、アルミホイールをマットブラックで仕上げた。フロントとリアのスポイラー、リップスポイラーはピアノブラック。バックドアには、「Original Edition」のエンブレムが装着される。

インテリアは「ブラック・オン・ブラック」をテーマに、ブラックのレザーとウルトラスエードのシート、ブラックのシートベルト、ブラックのステッチと刺繍が施された。インストルメントパネルには、Original Editionのプレートが添えられる。オリジナル・エディションは、欧州のレクサスのウェブサイトから注文することができ、欧州での発売記念モデルに位置付けられる予定だ。