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【BMW 5シリーズ 新型】伝統のキドニーグリルにライトアップの演出

  • 《写真撮影 安藤貴史》
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ドイツの自動車メーカーのBMWは、1972年に誕生したミドルクラスセダン『5シリーズ』を7年ぶりにフルモデルチェンジし、7月13日に日本市場で発売した。

8世代目となる5シリーズ新型のデザインは、スポーティさに加え、エレガンスとセダンらしい格式のある存在感が強調される。フロントデザインは、現代的な解釈によるツインヘッドライトとBMW伝統のキドニーグリルを垂直方向に拡大し、やや前方に突き出たシャークノーズとロングボンネットが特徴的だ。ほぼ垂直に配置されたLEDはデイライト・ライトニングおよびウィンカーとして機能する。キドニーグリルには、夜間走行時にBMWブランドの象徴である造形を印象的にライトアップする演出が追加された。

サイドデザインは、ショルダーラインやドアパネル、フェンダーの造形が躍動的だ。ブラックのサイドスカートがサイドビューのスポーティさを演出する。また、ドア表面に溶け込ませたドアハンドルや、Cピラー下部にあるエンボス加工された数字の5が特徴的なホフマイスター・キンクを形成するガーニッシュへと、ダイナミックに伸びたシルエットが力強いリア・エンドへと流れ込んでいるプロポーションが印象的だ。

リアデザインは、クロームストリップで分割されたフラットなランサーが、高品質かつ表情豊かに特徴的なL字型を表現する。また、リバースライトをリアバンパー内に配置し、斬新かつエレガントなデザインとした。