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噂のトヨタ『センチュリーSUV』はセダンよりお手頃価格で8月登場? その姿を大予想
トヨタは6月22日に行われた『アルファード』/『ヴェルファイア』新型の発表会において、『センチュリーSUV』とみられるティザーイメージを公開し年内投入を予告。まさかの新型車にアル/ヴェル以上の話題をさらった。今回は、スクープ班が得た情報をもとにその姿にせまる。
◆V6ハイブリッド搭載で、センチュリーよりもお手頃価格に?
トヨタ センチュリーは言わずと知れた日本最高峰の高級セダンであり、名実ともに“ロイヤルサルーン”として1976年の登場以来、その地位を不動のものとしている。第3世代となる現行型「UWG60」はレクサス『LS』とプラットフォームを共有し2018年に登場。豊田章男社長(現会長)の足としてお披露目された「GRMN」や、ワンオフのコンバーチブルなど話題を振りまいたセンチュリーだが、いよいよ本命ともいえるSUVが登場する。
公開されたティザーイメージは側面からの車体を写したもので、そのシルエットはロールスロイスのSUV『カリナン』を彷彿とさせるものだった。アル/ヴェルがミニバンでありながらショーファーカーとしてのニーズが高いのと同じように、ドライバーズSUVではなく、センチュリーならではの「ショーファーカーとしてのSUV」の新たな可能性を提案するようだ。
ティザーイメージからはSUVらしいシルエットこそ見えたものの、フロントマスクや全体の車高などは判別できない。ただ、センチュリーSUVは北米で販売する大型SUVの『グランドハイランダー』から採用された「TNGA-K」プラットフォームをベースにしていると思われ、全長5.2m(205インチ)、全幅2m(79インチ)になると噂されている。
気になるパワートレインだが、最新情報によると第2世代に設定されていたV12エンジンを復活させる可能性は非常に低く、現行セダンのV8ハイブリッドも搭載されない見通しだという。その代わりに、V6エンジンと後部に電気モーターを組み合わせたハイブリッドになるというのが有力とされている。
こうした情報をもとにその姿を予想したのが今回の画像だ。フロントマスクはセンチュリーらしい精悍なものとし、厚みのあるドア、重厚かつ直線的なキャラクターライン、そしてティザーイメージでも見えた太いCピラーを特徴とした。リアにはルーフスポイラーを取り入れ、LEDテールライトはセダンとイメージを共通としながらもサイズ感に合わせ大型化した。
センチュリーの価格は2008万円からと、その数字も国内最高峰。SUVはセダンより手頃な価格になるという予想もあるが果たして。ちなみにロールスロイス カリナンの価格は4258万円。『ファントム』の6050万円からと比べると確かにお手頃だが…。
和製カリナンともいえるセンチュリーSUVのワールドプレミアは、最速で8月と予想される。2023年の中でも衝撃の一台となることは間違いない。