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フィアットの新型EV『600e』、全身赤い「RED」設定

  • 《photo by Fiat》
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フィアット(Fiat)は7月4日、Bセグメントに属する新型コンパクト電動SUV『600e』に、欧州で「RED」を設定すると発表した。

フィアット600eは、『500e』に続くフィアットの新世代EVだ。全長4170mmのボディに、クラス最高の広さの前席空間を追求している。

REDは、ロックバンド「U2」のボノと、NGOの「DATA」のボビー・シュライバーが立ち上げたもので、2006年1月、スイスで開催された世界経済フォーラムで設立が発表された。各メーカーが、「プロダクトRED」と命名された共通ブランドの商品を開発し、販売することにより、その収益の一部を世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付する。これにより、アフリカのエイズ対策プログラムを支援している。

600eのREDでは、ボディカラーをはじめ、前後のロゴ、ダッシュボードパネル、リサイクルファブリックを使用した専用シートのステッチとロゴなどを、赤で統一した。スマートセンタートンネルには、REDのパッドカバーをあしらっている。