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VWセダンの行く末は? 海外では健在な『ジェッタ』、次期型プロトタイプを目撃
VWが販売する欧州Cセグメントモデル、『ジェッタ』(中国名:サジター)次期型プロトタイプをカメラが捉えた。
初代ジェッタは「ゴルフI」をベースにしたセダンとして登場。日本市場には1981年に導入。その後も「ヴェント」「ボーラ」と車名を変更しながらも、2006年に登場した5代目を最後に導入されていない。海外では継続して2010年に6代目、2018年に現行型である7代目が発売されており、これが6年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
◆ブレーキテスト中のプロトタイプを目撃
オーストリア・アルプスで捉えたプロトタイプの後部には、「Bremsprobe」のラベルが貼られており、ブレーキテストを実施していることを示している。
プロトタイプのヘッドライトは、内側部分が尖ったデザインを採用。フロントグリルにはひし形メッシュを採用し、アンダーグリルには光沢のあるドットが散りばめられている。バンパーの外側には小さなエアカーテンが見てとれる。
側面から見ると現行型ジェッタとサジターのデザインを継承したセダンであることがわかる。また足回りでは、10本の波状スポークを備えたホイールを装着。各ハブにはテスト車両らしくセンサーが取り付けられているようだ。
後部にはドライバー側にマフラーが見えることから、このプロトタイプが内燃機関を搭載していることがわかる。おそらく直列4気筒エンジンだろう。
◆VWセダンの行く末はどうなる?
ジェッタ次期型のワールドプレミアは2024年だが、VWは新型のフルエレクトリックセダン『Aero』の発売を控えている。VWセダンの行く末はどうなるのか。ジェッタの未来にも注目だ。