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ベントレー史上最強の750馬力、『バトゥール』の開発プログラムが完了
ベントレーは6月20日、大型2ドアクーぺ『バトゥール』(Bentley Batur)の開発プログラムが完了した、と発表した。世界限定18台はすでに完売している。
ベントレーは、2台のプロトタイプを使用して、58週間にわたる耐久性の総仕上げとなるテストを実施した。さまざまな条件下において、延べ3万km以上の実走行を含むテストが行われた。バトゥールの専用部品は800点以上で、そのすべてが耐久テストをクリアしている。
また、バトゥールに搭載される直噴6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボエンジンは、2年間に渡る開発とテストを終了した。新設計の吸気システム、アップグレードされたターボチャージャー、新設計のインタークーラー、キャリブレーションの見直しによって、最大出力は当初予定の740psから10ps引き上げられ、750psを獲得する。これまでで最もパワフルなベントレー、としている。